この記事のポイント
- ブルーラジカルは健康保険が使えない自由診療です。当院の費用は検査・診断33,000円、治療1歯16,500円、ブロック治療49,500円(いずれも税込)です
- 総額は「何本の歯を治療するか」で決まります。検査で治療が必要な歯を確認してから、事前にお見積もりします
- 治療回数は1〜4回程度、期間は1週間〜2か月程度が目安で、歯ぐきを切らないため、腫れや痛みが出にくいのが特徴です
- 保険の歯周病治療(歯石取り・SRP・歯周外科)が合う場合もあります。医療費控除の対象になる場合もあるので、領収書は保管しておきましょう
「ブルーラジカルという切らない歯周病治療があると聞いたけれど、保険は使えるの?いくらかかるの?」。歯ぐきの腫れや出血、歯のぐらつきに悩んでいる方から、よくいただく質問です。
結論からお伝えすると、ブルーラジカルは健康保険が使えない自由診療で、費用は治療する歯の本数によって決まります。当院では、検査・診断が33,000円、治療が1歯16,500円、まとめて治療するブロック治療が49,500円(いずれも税込)です。治療回数は1〜4回程度が目安です。
この記事では、ブルーラジカルの費用の考え方、保険が使えない理由、治療回数と期間、保険の歯周病治療との違い、医療費控除まで、田町・三田のオーキッド歯科・矯正歯科がお伝えします。ブルーラジカルの仕組みそのものについては、ブルーラジカルによる歯周病治療の解説で詳しくご紹介しています。
ブルーラジカルとは(かんたんにおさらい)
ブルーラジカルP-01は、歯周ポケット(歯と歯ぐきのすき間)の中に、過酸化水素水を使いながら超音波とレーザーをあてて、歯周病の原因菌に働きかける歯周病治療の機器です。一般的な重度の歯周病治療のように、歯ぐきを切り開いたり縫ったりしないのが大きな特徴です。
「歯周病がかなり進んでいると言われたけれど、歯ぐきを切る手術は避けたい」という方にとって、選択肢のひとつになる治療です。
ブルーラジカルの費用(当院の場合)
| 項目 | 費用(税込) |
|---|---|
| 検査・診断 | 33,000円 |
| 治療費用(1歯) | 16,500円 |
| ブロック治療 | 49,500円 |
いずれも自由診療です。期間限定の価格を設けている場合があるため、最新の料金はブルーラジカルのページでご確認ください。お支払いは現金・クレジットカードのほか、デンタルローンにも対応しています。
費用は「本数」で決まる
ブルーラジカルの費用は、通院の回数ではなく、治療が必要な歯の本数や範囲で決まります。たとえば、奥歯の1本だけ深い歯周ポケットがある場合と、お口全体に歯周病が広がっている場合では、総額は大きく変わります。
そのため当院では、まず検査で歯周ポケットの深さや出血の有無、歯のぐらつき、レントゲンでの骨の状態を確認し、どの歯にブルーラジカルが必要かを決めてから、総額をお見積もりします。
費用の目安の考え方
- 1本だけ治療する場合:検査・診断 33,000円 + 治療 16,500円
- 何本かまとめて治療する場合:検査・診断 33,000円 + 治療する歯の本数・範囲に応じた費用(ブロック治療 49,500円 など)
どの範囲を治療するかは、検査の結果と、お口全体の治療計画をもとにご提案します。
なぜ保険が使えないの?
健康保険で受けられる歯周病治療は、国が定めた方法に限られています。主に次のような治療です。
- 歯周基本治療:歯石取り(スケーリング)、歯の根の表面の清掃(SRP)、歯みがきの指導
- 歯周外科治療:歯ぐきを切り開いて、奥深くの歯石や感染した組織を取り除く処置
ブルーラジカルは、こうした保険で認められた方法には含まれていないため、自由診療になります。保険の治療と自由診療を組み合わせる場合には制度上のルールがあるため、どの治療を保険で、どの治療を自由診療で行うかは、治療計画の段階でご説明します。
保険の歯周病治療とブルーラジカルの違い
| ブルーラジカル | 保険の歯周外科治療 | |
|---|---|---|
| 歯ぐきの切開・縫合 | しない | する |
| 治療後の腫れ・痛み | 出にくい | 数日間出ることがある |
| 1歯あたりの処置時間 | 数分程度 | 30〜60分程度 |
| 治療回数・期間の目安 | 1〜4回程度・1週間〜2か月程度 | 数か月〜1年程度(基本治療からの流れ) |
| 費用 | 自由診療(上の表のとおり) | 健康保険が使える |
どちらがよいかは、歯周病の進み具合、治療が必要な歯の本数、通院できる期間、費用のご希望などによって変わります。軽い歯周病であれば、保険の基本治療とセルフケアの改善で十分に良くなることも少なくありません。
治療回数・期間と通院の流れ
- 検査・診断:歯周ポケットの深さ、出血、歯のぐらつき、レントゲンで骨の状態を確認します。
- 治療計画と費用のご説明:ブルーラジカルが必要な歯と総額、保険の治療を組み合わせるかどうかをご説明します。
- ブルーラジカルによる治療:局所麻酔をしてから、歯周ポケットの中を処置します。症状によって1〜4回程度行います。
- 経過の確認:歯ぐきの状態や歯周ポケットの深さの変化を確認します。
- 定期メインテナンス:歯周病は再発しやすい病気です。3〜6か月ごとを目安にメインテナンスを続けます。
期間は1週間〜2か月程度が目安です。歯ぐきを切らないため、治療の翌日から普段どおり過ごしやすいのも特徴です。
ブルーラジカルが向いている方・向いていない方
向いている方
- 歯周病が進行していて、歯ぐきを切る手術をできれば避けたい方
- 仕事などで通院回数をあまり増やせない方
- 歯周外科の治療後の腫れや痛みが心配な方
ほかの治療が必要になることがある方
- 歯を支える骨が大きく失われ、歯が大きくぐらついている方(外科処置や抜歯が必要な場合があります)
- 重い全身の病気がある方(適応外となる場合があります)
- 軽い歯周病で、保険の基本治療で十分に改善が見込める方
医療費控除の対象になる場合も
歯周病の治療として受けたブルーラジカルの費用は、医療費控除の対象になる場合があります。医療費控除は、本人と生計を一にする家族が1月1日〜12月31日に支払った医療費が10万円(総所得金額等が200万円未満の方はその5%)を超えたとき、超えた分を所得から差し引ける制度です。最終的な判断は税務署が行うため、領収書は保管しておいてください。
ブルーラジカルのリスク・副作用
- 治療後に一時的な痛み・違和感・知覚過敏が出ることがあります。
- 症状や口腔内の状態によっては、十分な効果が得られない場合があります。
- 歯を支える骨が大きく失われている場合は、外科処置や抜歯が必要になることがあります。
- 重い全身の病気がある方は、適応外となる場合があります。
- 治療後のセルフケアやメインテナンスが不十分だと、歯周病が再発することがあります。
- ブルーラジカルは自由診療(公的医療保険の適用外)です。
田町・三田でブルーラジカルのご相談なら
オーキッド歯科・矯正歯科では、保険の歯周病治療とブルーラジカルの両方に対応しています。「自分の歯周病はブルーラジカルが必要なのか」「何本治療が必要で、総額はいくらになるのか」は、検査をしてはじめてわかります。治療を始める前に、費用と期間をご説明します。
当院は火曜〜日曜の19時まで診療しており(最終受付18:30、月曜・祝日休診)、JR田町駅から徒歩1分、都営三田線・浅草線「三田駅」A3出口すぐです。
あわせて読みたい:歯周病治療/ブルーラジカル治療/歯周病は切らずに治療できる?ブルーラジカルの解説
よくあるご質問
ブルーラジカルは保険適用になりますか?
いいえ、ブルーラジカルは健康保険が使えない自由診療です。保険で行う歯周病治療は、歯石取り(スケーリング)や歯の根の表面の清掃(SRP)、歯ぐきを開いて清掃する歯周外科など、国が定めた方法に限られているためです。当院では保険の歯周病治療も行っており、お口の状態とご希望に合わせて方法をご提案します。
ブルーラジカルの費用は1回いくらですか?
当院では、検査・診断が33,000円、治療が1歯16,500円、まとめて治療するブロック治療が49,500円です(いずれも税込)。費用は「回数」ではなく「治療する歯の本数・範囲」で決まります。期間限定の価格を設けている場合もあるため、最新の料金はブルーラジカルのページでご確認ください。
何回くらい通えば終わりますか?
症状によって異なりますが、治療は1〜4回程度、期間は1週間〜2か月程度が目安です。1歯あたりの処置は数分程度です。治療が終わったあとも、歯周病を再発させないために定期的なメインテナンスが大切です。
ブルーラジカルは痛いですか?
局所麻酔をしてから治療を行い、歯ぐきを切ったり縫ったりしないため、治療後の腫れや痛みは出にくい方法です。ただし、治療後に一時的な痛みや違和感、知覚過敏が出ることがあります。感じ方には個人差があります。
ブルーラジカルの費用は医療費控除の対象になりますか?
歯周病の治療として受けた自由診療の費用は、医療費控除の対象になる場合があります。1年間(1月1日〜12月31日)に支払った医療費が10万円(総所得金額等が200万円未満の方はその5%)を超えたときに、超えた分を所得から差し引ける制度です。最終的な判断は税務署が行うため、領収書は保管しておいてください。
ブルーラジカルで治療すれば、歯周病はすっかり治りますか?
ブルーラジカルは歯周病の原因菌に働きかける治療ですが、それだけで歯周病が治りきるわけではありません。歯周病はプラーク(歯垢)がたまると再発するため、治療後の毎日のセルフケアと定期的なメインテナンスが欠かせません。歯を支える骨が大きく失われている場合は、外科処置や抜歯が必要になることもあります。
SUPERVISOR
この記事の監修者
オーキッド歯科・矯正歯科
経歴
- 2015年
- 日本大学 松戸歯学部 卒業
卒後、都内や埼玉県内の開業医にて勤務 - 2022年
- 博士号取得(歯学)
- 2023年
- オーキッド歯科・矯正歯科 院長就任
所属・資格
- 日本歯科保存学会 認定医
- 日本顕微鏡歯科学会 認定医
- 日本メタルフリー歯科学会 認定医
- 臨床歯科麻酔管理指導医
- 日本口腔インプラント学会
- 日本インプラント臨床研究会 講習会委員
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