一般矯正
矯正治療とは
矯正治療は出っ歯や受け口といった、歯列がガタガタによって生じる不正咬合を矯正する治療で、歯列の状態や患者様の年齢によって使用する矯正器具を使い分ける専門性の高い治療です。
歯並びを整えることで審美面(見た目)はもちろん、噛み合わせが合うことで咀嚼も正常に行うことができ、胃腸への負担も軽減することができます。
また、歯並びが整うと歯磨きのブラッシングもしやすくなり、虫歯・歯周病の予防にも効果的です。
※矯正治療には、メリットとデメリットがあります。日本矯正歯科学会のガイドラインに準じて以下に記載させていただきます。
矯正治療に伴う一般的リスク・副作用 >
年代別歯科矯正の違い
幼児矯正3歳〜6歳頃
幼児の歯科矯正の重要なポイントは歯並びではなく、「正しく噛むことができる」という土台作りになります。
小児矯正(Ⅰ期)6歳〜10歳頃
小児矯正は乳歯から永久歯に生え変わる期間で、綺麗な歯並びに生えそろうようにする治療を行います。
成人矯正(Ⅱ期)11歳〜
全て永久歯に生え変わってからの矯正治療は、見た目と噛み合わせの改善を行う治療になります。虫歯や歯周病の予防にも役立ちます。
幼児矯正
この段階では歯並びを矯正する治療ではなく、「正しく噛むことができる」土台作りの治療を行います。
顎の筋肉を正しく使えるように噛み合わせを整えてあげることで、成長とともに正しく顎が発達していきます。
もちろん症状や状態によっては上記の治療と組み合わせて矯正を行う場合もございます。
対象年齢 | 3歳〜6歳頃 |
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治療期間 | 約1年 |
通院回数 | 4〜6回(2、3ヶ月に1回) |
費用相場 | 70,000円〜100,000円 矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。 |
リスク等 | 矯正治療に伴う一般的リスク・副作用はこちら > |
歯列矯正用咬合誘導装置
(プレオルソ)
寝る時とお昼に1時間ほどマウスピースをつけていただき、矯正していきます。
治療対象
- 歯並び
- 噛み合わせ調整
- お口ぽかん
- 口呼吸
- 飲み込みや発音
歯列矯正用咬合誘導装置
(ムーシールド)
子供の反対咬合と噛む力を正常にし、成長と共に改善されていく土台を作ります。
治療対象
- 歯並び
- 噛み合わせ調整(反対咬合)
- 飲み込みや発音
機能訓練矯正装置
(EFline)
出っ歯や歯並びがガタついてしまっている症状に有効です。
治療対象
- 歯並び
- 噛み合わせ調整
小児矯正(Ⅰ期)
小児(Ⅰ期)は永久歯が生え揃う準備を行う期間で、永久歯が正しく生えてこれるように歯と歯の間に適切なスペースを作ったり、土台の骨をしっかり作る時期になります。
この土台作りをしっかり行わないと、永久歯が生えてこれなかったり、歯並びがガタガタになってしまったりします。
大人になってからさらに矯正を行う場合でも、Ⅰ期にしっかり土台を作ることで、抜歯を避けられたり手術を行う可能性を減らすことができます。
対象年齢 | 6歳〜10歳頃 |
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治療期間 | 1年〜2年半〔観察期間除く) |
通院回数 | 12〜30回 |
費用相場 | 250,000円〜400,000円 矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。 |
リスク等 | 矯正治療に伴う一般的リスク・副作用はこちら > |
歯列拡大装置(拡大床)
1日14時間程度装着してもらうことで、少しずつ顎を広げ、歯を正しい位置に移動させます。
治療対象
- 歯の生え方がガタガタ
- 歯が生えてこない
- 歯の間に隙間が全くない
マウスピース型矯正装置
(インビザラインファースト)
透明なマウスピース矯正。食事の時以外は基本的に装着します。
治療対象
- 前歯の歯並びが悪い
- 歯の隙間が結構空いている
ワイヤー矯正装置
歯面にボンドでワイヤーを装着して矯正します。治療終了までつけたままの状態になります。
治療対象
- 歯並びが全体的に悪い
- 奥歯の矯正が必要
- 抜歯が必要
成人矯正(Ⅱ期)
Ⅱ期は永久歯が生えそろった小学生以上が対象となります。
すでに出来上がった土台の中で、歯を動かして歯並びを整えていきます。
大人になってからの矯正は見た目の改善や噛み合わせの改善のみではなく、虫歯や歯周病の予防にも役立ちます。
幼児や小児(Ⅰ期)の矯正を行ってこなかった方でも、成人になってから矯正することで大きく改善することが可能です。
対象年齢 | 11歳〜 |
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治療期間 | 2年〜3年 |
通院回数 | 24〜36回 |
費用相場 | 700,000円〜900,000円 矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。 |
リスク等 | 矯正治療に伴う一般的リスク・副作用はこちら > |
マウスピース型矯正装置
(インビザライン)
透明なマウスピース矯正。食事の時以外は基本的に装着します。
ワイヤー矯正装置
歯面にボンドでワイヤーを装着して矯正します。治療終了までつけたままの状態になります。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)+ワイヤー矯正装置
歯面にボンドでワイヤーを装着して矯正します。治療終了までつけたままの状態になります。
- 歯並びがガタガタ
- すきっ歯になっている
- 出っ歯になっている